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| 2004年9月29日(水) 講演 真打と前座の入れ替わり? |
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銀座のホールで講演をさせていただく。聴衆は医療関係者。スピーカーは医科大学の学長と私。私の尊敬する医学界の重鎮の先生だ。当然私が前座、先生は真打。ところが、主催者の手違いで、講演依頼の書状の「講演開始時間」が、学長先生と私のものと入れ替わっていたという次第。前座≠ェ、最後に語るなんて…。落ち着かないことはなはだしい。私の演題は『医療の質と医療情報』だった。
私の友人は食道がんと診断され、彼は、インターネット、書物のたぐいで徹底的に食道がんについて勉強をした。つまり情報を収集したわけだ。大学病院の外科医は当然のように、手術をすすめた。私の友人は手術を拒否した。外科医は「手術をしなければ3か月以内に死ぬよ」と言った。これが大学病院の実態だ。インフォームド・コンセントなんてものとほど遠い。彼は、いま元気で活躍している。元『週刊ポスト』編集長、関根進さん。がんの本も多く書いている。彼は、医療を受けることは情報戦≠セと言う。
講演会の数日前、ある病院の耳鼻咽喉科を受診して「真珠腫性中耳炎」と診断された。手術の適応だと医師は言う。それも2週間の入院が必要と言われた。「真珠腫性中耳炎」って何?? 慌てふためく。医療ジャーナリストとして恥ずかしい限り。「医療は情報戦」なんだ。手術をするかしないかを含めてインフォームド・コンセントも場面をむかえなくてはならない。セカンドオピニオンをどうするか…。目下猛勉強中である。私の講演の枕に、この話を少しふらしてもらう。 |
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