医療ジャーナリスト和田努の「医療・健康・福祉」を考えるコンシューマーヘルス
 
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コンシューマーヘルス
Consumer Healthとは
 
「患者中心の医療」「患者が主役」という言葉が、最近聞かれるようになりました。
しかし、わたしは、まだまだ言葉だけのような気がしています。
医療現場では、医師は「患者を診てあげる」、患者は「お医者様に診ていただく」という関係がつづいているような気がいたします。
医師にすべてをゆだねるのではなくて、患者も医療者も医療に参加し、お互いに尊重し合う関係にならないと、医療は真に市民のものにならないと思います。

年配の医師に「あなたはサービス業だ」といったら怒り出す人が多いに違いありません。
アメリカの医療機関、医師、看護師ら医療者は、医療はサービス業であることを自他共に認めています。
アメリカではすでに1970年代の初めから医療者と患者の関係を、 医療サービスの提供者と消費者との関係でとらえています。

アメリカでは、1970年代から“CONSUMER HEALTH”(消費者保健)という言葉が定着しました。
アメリカの中学生や高校生、のつかう「保健」の教科書に必ず入っている単元が、“Consumer Health”なんです。

“Don't hesitate, ask question, because it's your body.”
「遠慮しないで、どんどん質問してください。だって、あなたのからだでしょう。」
これが患者の権利であり、医療消費者中心の医療です。

わたしは、医療消費者中心の医療を実現したいという強い願いを持っております。

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